Marie Ooishi ~ExoRomantic 2017
打楽器奏者 東京芸術大学 打楽器科卒業
幼少期にはピアノで音程感覚と音楽のダイナミクスの幅を得て、マリンバで原初的な音楽の愉しさを体感しました。中学校在学中は、東京芸大附属高校を進学先に定め、演奏の訓練と音楽の基礎の勉強に努めながら、ソフトボール部で汗を流す毎日でした。その頃父母経営のゴルフ練習場の片づけの手伝い中、誤って右手人差し指を大怪我しましたが、入試準備に邁進し、晴れてその門をくぐりました。入学後毎日貸しレコード店へ通い、当時全盛期のクロスオーバーサウンドに惹かれ、その要素であるラテン、ロック、ジャズ、などの音楽に親しんでいくのでした。更に当時のストリートカルチャーの中心にあった音楽を生み出していたYMOの中に、同窓の坂本龍一氏がメンバーだったことも大きな刺激となり、色々な音楽に興味を持っていくのでした。声を使い、言葉とメロディを伴う表現で聴き手をダイレクトに魅了するシンガーソングライターの存在にも影響を受けて曲を作るようになり、それをバンドで演奏するために、ドラム、エレクトーン、編曲法を学びました。芸大打楽器科在学中に村下孝蔵作曲・星野哲郎作詞による楽曲でデビュー。演奏と歌唱表現のスタイル作りに奮闘しながら、パーカッショニストとしてのキャリアを踏み出す機会を得ました。
当初の基本的なパーカッションセットは、主にアメリカンポップスからの流れが浸透し、コンガ、 ボンゴ、ティンバレス。まずはそれらを踏破しようと楽器の故郷キューバへ訪れ、またマリンバの故郷グァテマラへ訪れました。それぞれの国や街の生活の中に音楽が在ることを感じるのでした。
セッションミュージシャンとして20年余りが経ち、魅力溢れる歌い手、演奏家、作曲家の仕事を通じて感じた音楽の美しさ、愉しさ、気高さを、自らの感覚で伝えたい思いに溢れる現在です。
《レコーディング又はLive 参加artist》
ICE,相田翔子、絢香、新井昭乃、今井美樹、岩崎宏美、石嶺聡子、衛藤利恵、大貫妙子、奥田民生、小椋
佳、小田和正、小野リサ、神谷 百子、Kiroro、桑田佳祐、Keiko Lee、小泉今日子、コブクロ、坂本真
綾、椎名林檎、姿月あさと、スキマス イッチ、冨田ラボ、中島みゆき、中西圭三、野口五郎、葉加瀬太
郎、浜田省吾、久石讓、平原綾香、福山雅治、藤井フミヤ、古澤巌、 槇原敬之、松たか子、Mr.Children、
MISIA、矢野顕子、由紀さおり、吉田次郎、Wyolica、渡辺美里、他、多数。(敬称略・五十音順)
Member
Marimba,Per.・ 大石真理恵
Bs,・ ・ ・ ・ 加瀬達
Dr.・ ・ ・ ・ 野呂尚史
Fiddle・ ・ ・ 大久保真奈
Bodhran・ ・ ・トシバウロン
Pf・ ・ ・ ・・ 松本圭司