GOMA feat 熊谷和徳
GOMA
オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥの奏者・画家。
1998年にアボリジニーの聖地アーネムランドにて開催された「バルンガディジュリドゥコンペティション」にて準優勝。
ノンアボリジニープレイヤーとして初受賞という快挙を果たす。全国の野外フェスティバルや海外にも活動の幅を拡げ、
勢いに乗っていた2009年、追突事故に遭い「外傷性脳損傷による高次脳機能障害」と診断され、記憶障害を患い活動を休止。
2010年、事故後間もなく描き始めた点描画が評判となり、全国各地で展覧会を開催。
11年には再起不能と言われた音楽活動も苦難を乗り越え再開した。
GOMAの復帰を描いた映画「フラッシュバックメモリーズ3D」が第25回東京国際映画祭にて観客賞、
韓国全州映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞。また「旅のチカラ(NHK)」「ハートネットTVブレイクスルー(Eテレ)」など、
事故後のGOMAの活動を取り上げたTV特番の放映や番組出演も精力的に行う。
現在は音楽活動のみならず絵画展、講演会と多岐に渡り活動中。
2016年、事故後のGOMA自身の日記やアート作品などをまとめた初の書籍「失った記憶ひかりはじめた僕の世界」を出版。
(official website) http://www.gomaweb.net
(GOMA 書籍特設 website) http://gomaweb.net/memory/
(映画フラッシュバックメモリーズ3D official website) http://flashbackmemories.jp
(official Facebook) http://www.facebook.com/GOMAOFFICIAL
(official Twitter) http://twitter.com/goma_didgeridoo
熊谷和徳
77年仙台市生まれ。Tap Dancer
15歳でタップをはじめ19歳で渡米。NYU心理学科に通いながら、ブロードウェイのショウ『NOISE/FUNK』の養成学校でプロフェッショナルなトレーニングを受ける。
惜しくもVISAの関係で出演は果たせなかったが、同時期グレゴリーハインズに出会い絶賛される。
その後NYの地下鉄、ストリートからニッティングファクトリーのようなJAZZ CLUBまで独自の活動を広げ、NYタップフェスに9年連続出演。NYタイムス等にも度々取り上げられ、VILLAGE VOICE紙では『日本のグレゴリーハインズ』と評された。06年、米ダンスマガジンにおいて『世界で観るべきダンサー25人』のうちの一人に選ばれる。
現在ではNYと日本を2大拠点とし、日本では日野皓正、coba、上原ひろみ、金森穣、ハナレグミ、DJクラッシュ等との革命的セッションを提示、またRichard Bona,Christian Scott, Omar Sosaなど海外のミュージシャンとの共演も数多い。
ソロ公演では青山円形劇場、シアターコクーン、国際フォーラムを即日SOLD OUTにするタップダンサーとしては異例の動員数をもつ。
06年にはMIHARA YASUHIROミラノコレクションの音楽をすべてTAPの音で演出。
07年から09年にかけてはタップのルーツであるアフリカセネガル、更にはパリ、ドイツなど活動の幅を広げる。
2010年8月には東京フィルハーモニーオーケストラとの画期的なソロ公演『REVOLUCION』を大成功に導いた。また、東京に自身のスタジオKAZ TAP STUDIOを持ち、地元仙台においては仙台市文化事業団と共に後進の育成のためのプロジェクトTAP THE FUTUREを行い、タップの楽しさと文化を広めるため日本全国でのワークショップを勢力的おこなう。
2012年、文化庁の助成を受け再びニューヨークに拠点を移し、アメリカを中心にアジア、ヨーロッパでの活動をはじめ活動の場を世界中に広げている。
2014年1月、凱旋公演としてBunkamuraオーチャードホールにて3日間の公演『DANCE TO THE ONE』を行ない大成功を収める。4月にはイタリアにてミラノサローネのアートインスタレーションに出演し、地元メディアをはじめ大きな話題を集めた。
2014年5月にはニューヨークにおいて毎年開催されるNATIONAL TAP DANCE DAYにおいて2014 Flo-Bert Life Achievement(生涯の功績を讃える)賞を受賞し、9月に再びBunkamuraオーチャードホールにてソロ公演『HEAR MY SOLE』を行い大成功を収めた。
2016年にはNYで毎年行われているあらゆるジャンルのダンスの最高峰の賞の授賞式である『NY DANCE AND PERFORMANCE AWARD』通称"BESSIE AWARD"の"OUTSTANDING PERFORMER"(最優秀パフォーマー)を受賞した。
熊谷は、GREGORY HINES, BUSTER BROWN, JIMMY SLYDEをはじめNYで彼自身が出会った今は亡きタップマスター達に感謝を捧げ、また東北出身者として被災した彼の故郷へいつも想いを馳せている。
そして独自の唯一無二のアートは日々進化し、新たなタップダンスの未来を創造している。