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出演者紹介
KING COLUMBIA
【2002年結成のネオ・スウィング・バンド】
KING COLUMBIA
2002年に結成されたスウィングジャズバンド、伝統的なスウィングジャズのエネルギーを現代に蘇らせるだけでなく、多様なジャンルを取り入れることで新しい音楽の可能性を追求し続けるバンドである。クラシックなビッグバンドジャズにインスピレーションを受けながらも、カリプソ、スカ、ファンクといったジャンルを大胆に取り入れる独自のスタイルで、懐かしさとモダンな感覚が融合したサウンドを作り上げている。彼らの音楽は1940年代のジャンプブルースやモダンスウィングにルーツを持ちながらも、ジャンルの枠にとらわれない柔軟なアプローチが特徴である。BIG BAD VOODOO DADDYやThe Brian Setzer Orchestraといったネオスウィングアーティストからの影響を受けつつ、KING COLUMBIAならではのオリジナルな楽曲を創造するプロセスには、常にメンバー全員のアイデアとセッションが活かされている。ホーンセクションとリズムセクションが織りなす複雑でダイナミックなアレンジメントは、彼らの音楽に深みと躍動感を与え、聴衆を引き込む力を持つ。
2010年にはファーストアルバム『JUMP FOR JOY』をリリースし、その高い音楽性が国内外で注目を集めた。さらに、FUJI ROCK FESTIVALの「Rookie A Go Go」ステージに出演したことを皮切りに、ライブシーンでも大きな存在感を放つようになる。ライブでは、観客との一体感を重視し、即興性を取り入れたアドリブ演奏が印象的である。その場の空気感や観客の反応に応じて曲の魅力を引き出すパフォーマンスは、一度聴いたら忘れられない体験を提供する。彼らの楽曲は、軽快で踊りたくなるようなグルーヴと、どこかノスタルジックな響きを持つメロディーが融合しており、ジャズファンだけでなく幅広い層から支持を受けている。ライブでは、ホーンセクションの力強いソロと緻密なリズムパートの掛け合いが際立ち、スウィングジャズの持つ魅力を最大限に引き出すステージが展開される。スウィングジャズの伝統を守りながらも、それを再構築し、進化させる存在である。彼らの音楽は、ジャズの未来を開拓し、聴く者に新しい発見と感動をもたらす。常に挑戦を続ける姿勢は、多様な音楽スタイルを愛する人々にとって大きなインスピレーションを与え続けている。
Member
岡内健ベース
岡本匡史トランペット
青井丈治テナーサックス
阪本純志ドラム
村山青海ピアノ
Stage
- No.19 楽天地ビル前 19日(日) 12:00 - 12:40