鈴木勲 “オマさん” 追悼ページ
今年もすぐそばで音を奏でながら応援してくださっていると信じています
“オマさん”こと鈴木勲さんへ
すみだストリートジャズフェスティバルより
愛をこめて
“オマさん”鈴木勲さん追悼セッション
8/14「ゼロ」では、“オマさん”鈴木勲さん追悼セッションを行います。
【セッションホスト】
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小山道之(Gt) | 纐纈雅代(Sax) | |
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織原良次(Ba) | 吉良創太(Dr) |
【ゲスト】
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佐藤通芳(津軽三味線) ※追悼演奏 | Heat Gun Brass Band ※ジャズ・フューネラル |
詳細はこちらをご参照ください。
オマさんのすみだジャズ出演歴
鈴木勲 OMA SOUND @錦糸公園ハイネケン・キリンステージ
鈴木勲スペシャルトリオ feat 渡辺香津美、本田珠也 @錦糸公園メインステージ
鈴木勲 OMA SOUND @トリフォニホール 小ホール
ハイレゾ4(鈴木勲、峰厚介、スガダイロー、竹村一哲) @錦糸公園メインステージ
God-Killer(鈴木勲、竹内直、本田珠也、スガダイロー、K-bomb) @錦糸公園ハイネケン・キリンステージ
鈴木勲×西藤ヒロノブ RAINBOW SESSION FOR SUMIDA2015 @錦糸公園ハイネケン・キリンステージ
鈴木勲×赤斬月(中村達也、スガダイロー)@錦糸公園メインステージ
ジャズくら(鈴木勲、リ・ブラン、小野孝司トリオ) @すみだトリフォニーホール(小ホール)
鈴木勲×中牟礼貞則 @すみだパークスタジオ
鈴木勲 OMA SOUND @すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)ステージ
鈴木 勲 OMA SOUND feat. 秋山一将 @錦糸公園メインステージ
鈴木 勲 OMA SOUND @すみだパークスタジオ
日野皓正クインテット @すみだトリフォニーホール(大ホール)※飛び入り参加
BIG3トリオ(鈴木勲、スガダイロー、本田珠也) @すみだトリフォニーホール(大ホール)
鈴木勲 OMA SOUND @モクシー東京錦糸町
すみだストリートジャズフェスティバル実行委員会より
毎年、第10回まで、すみだジャズにご出演頂きありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
スタッフとの写真撮影にも快く受け答えてくださり、いつも優しい声かけ、励ましの言葉をいただきました。
細身の姿と演奏前の柔らかな表情からは想像できないパワフルなベースの音でした。
世代を超えたオマサウンドでは、新生ミュージシャンを引き連れてのアレンジ満載の演奏。
メインステージの裏から拝見していて心を打たれ、観客も熱く盛り上がっていたのがとても印象的です。
夜遅くまで、打ち上げセッションへも参加いただきましたね。
すみだジャズの成功をとても喜んで下さり、スタッフとしては貴重な時間でした。
きっと2年間開催できていないことを一番悔やんでおられ、開催の日にはどこかで音を奏でて応援してくださっていると信じております。
これからもすみだジャスを盛り上げて継続していくことを約束して…。
たくさんの事を教えて頂き、本当にありがとうございました。
オマさんゆかりのアーティストよりメッセージ
■小山道之 さん(ギター)
Omaさんとすみだジャズフェスティバルには何度も出演させていただいたので数々の思い出があります。
なかでもメインステージのトリで夕陽が落ちる瞬間に演奏した「What a wonderful world」の風景は印象深いです。
■西藤ヒロノブ さん(ギター)
「今度また一緒にやろうよ〜」といつも気さくでハッピーオーラ…すみだジャズのステージでご一緒できたことは一生の宝物です。
おまさん、いつも見守っていただきありがとうございます☆
■スガダイロー さん(ピアノ)
オマさんはすみだストリートジャズフェスティバルが大好きでした!どれくらい好きだったかというと夜の出演なのに前日から近くのホテルに泊まって朝イチで楽屋入りしちゃって。楽屋は出演順に交代で使うんだよー!
オマさん!今年も熱い1日をお楽しみください!
■竹内直 さん(サックス)
あの唯一無二の音色、キュートなお人柄、ジャズの真髄とポップさを両立させた音楽性は日本の宝でした。
おまさん、長い間おつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。
■中山拓海 さん(サックス)
すみだジャズでのオマさんとの思い出が蘇ります。一番の思い出は、ステージからとても綺麗な夕日が見えたことです。オマさんがマイクでそれをお客さんに伝えたのが印象的でした。What a Wonderful World!!
■纐纈雅代 さん(サックス)
「俺みたいなベース弾くやつはどこにもいないだろ」
世界中を見渡してもオマさんみたいなベースには出会えないだろうな。巨大なエネルギー渦巻く存在自体が宇宙の縮図みたいな人でした。ずっとずっと愛しているよ。
■加藤一平 さん(ギター)
すみだストリートジャズフェスティバルには「鈴木勲 OMA SOUND」で何度も出演させて頂いて、炎天下猛暑のなか僕ら若手が暑さにヤられてる中で鈴木勲さんだけピンピンしていてヘラクレスみたいでした。
■織原良次 さん(ベース)
ツインベースでオマサウンドのメンバーとして過ごした特濃の経験。レコーディングも参加させていただきました。真の自分のヴォイスを獲得した指折りのミュージシャンの1人…憧れの人。人間の感情を濾したような特級の個性は私には眩しすぎました。感謝という言葉だけでは表現できません。
■竹村一哲 さん(ドラム)
「もしもし?ベースの鈴木勲だけど。皆からオマさんって呼ばれてます。」忘れもしない、留守電に残っていたこのメッセージが、僕とオマさんとの最初のコンタクトです。そしてこの最初のオファーはまさかのレコーディング。ブース越しでも強烈に伝わるオマさんのビートに昇天させられてしまいました。すみだジャズでのオマさんとの共演も非常に思い出深いものです。オマさん、峰厚介さん、スガダイローさんという最高なメンバーとの一夜限りのステージでしたが、リハ無しのぶっつけ本番、舞台袖での軽い打ち合わせなんて、もちろん本番になったら全部どっかいっちゃって、もうとにかく全員の凄まじい音の渦。当時の僕はそれについていくのが必死だったように思います。打ち上げも最高に面白かったなー!また一緒にやりたかったけど、きっとあっちでもオマさんは何か凄まじいことをしているに違いない!と思っています。ありがとう!オマさん!
■吉良創太 さん(ドラム)
ほぼ毎日の電話、叱咤激励、もみくちゃになりながら過ごしたオマさんとの5年の日々。今の自分があるのは間違いなくオマさんのおかげです。「俺の年まで演奏出来たらたいしたもんだよ」と、よく言っていましたね。オマさんに教わったことを胸に留めて自分も80代現役目指して頑張ります。本当にありがとうございました!
■松井宏樹 さん(サックス)
すみだジャズの野外ステージでオマさんと何度か演奏いたしました。会場にいる全ての人をいつも興奮の渦に巻き込み、演奏後は全ての人と握手して周る姿が脳裏に焼き付いています。偉大な音楽家です。
■板垣光弘 さん(ピアノ)
オマサンのジャズは熱い!すみジャズも熱い。でも実はオマサン夏の暑さには滅法弱い。お盆だ!オマサンアイスキャンディーを片手にきっと来てるはず。オマサンの「LOVE IS OVER」また聴きたいなぁ。
■中村恵介 さん(トランペット)
僕が初めてスミダジャズに出演したのは2013年の鈴木勲OMASOUND。その時の映像はYouTubeに残ってます。スミジャズでのオマさんとの思い出は本当に沢山あります。オマさんもスミジャズもまじサイコー!!
メッセージはアーティストへの敬意を表して全て原文ママで掲載させていただきました。
メッセージを寄せてくださったアーティストのみなさまへこの場を借りて御礼をお伝えさせていただきます。ありがとうございました。
SSJF曳舟まちかど実行委員会 実行委員長 渡邉裕未よりコメント
すみジャズ北部エリアを担当するSSJF曳舟まちかど実行委員会主催の2018年「第1回すみだストリートジャズフェスティバル in ひきふね」の時に打上げシークレットゲストとして演奏して頂き、2019年「第2回すみだストリートジャズフェスティバル in ひきふね」ではSheepstudio会場のトリとして満員御礼の熱狂ステージを魅せて頂きました。
OMAさんに演奏はもちろんファッションもいつも素敵で、またご出演頂けたらと思っていました。心よりご冥福をお祈り致します。
一般社団法人SSJF 代表理事 大垣昌之よりコメント
鈴木勲さんを知ったのは、学生時代の20代に、大阪のなんばのジャズ喫茶のレコード盤から流れていた曲を聴いてからだ。それから社会人になって東京での30年後に、吉祥寺サムタイムで生の演奏を聴いて、音と、当時若手のOMASOUNDメンバーとの掛け合いに感動しました。
是非ともすみジャズに出演していただきたいと交渉したら、快く承諾してくれました。
また、すみジャズのボランティア仲間の打ち上げの時には、ボランティアスタッフのために感動をあたえる演奏をしてくれました。
曳舟まちかど実行委員会の立ち上げ時には、小さなお店でメンバーのために演奏していただきました。
毎年、どんなミュージシャンと共演してもらえるのか、とても楽しみにしていました。
いつも、ライブ後での打ち合わせでは、「元気?」「まかせなさい」と飄々と答えてくれました。
なんだろう、同じ2月生まれでどこか波長があったからかな。残念なのが山下洋輔さん、坂田明さんとの共演のステージをすみジャズで実現出来なかったことです。すみジャズとオマさんとの最後の関わりは、2020年の11月に小山さんとオマさんとの修行演奏で、オマさんがすみジャズのTシャツを着て演奏してくれたのが最後になりました。
そのときの演奏風景がこちらからみれますよ。
オマさんを悲しみの中で思い出すよりは、多分、オマさんの影響を受けたミュージシャン達が次のすみジャズを引っ掻き回してくれるのを楽しみにしているに違いないと思います。(合掌)