VOODOO LOTUS
【未知なるファンクネスを探索して日々漂流しています】
学生時代からの友人を中心に結成。ソウルやファンク、ラテン、レゲエ、ジャズ、ロック等、メンバーが好きな多種多様な音楽をトロトロになるまで煮込んで出来たスープの上澄みを目指していたのに、うっかり灰汁だけを集めてしまったような音楽をやっております。家族や友人、職場の同僚、PTA、近所のオジサンオバサン、周囲から容赦なく注がれる白い眼を尻目に、仕事がお休みの日に墨田区のスタジオを中心に練習を積み重ねている今日この頃、今年もすみだジャズにエントリーさせてもらうこととしました。
バンドの目標として小学3年生の男子の心意気で、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い皆様へ楽しい音楽を提供出来るようになることを掲げていますが、結果として妙齢の女性とは縁が全く無くなってしまうという、不思議なスパイラルに嵌っております。ルックスと腕前と楽曲と選曲と性格と社会的地位、そして財布の中身を除くと特にこれと言って問題となる点が見当たらず、かねてからメンバー一同大変不思議に思っております。考えてみれば小学3年生の男子は女心が一番分からない世代であることに最近気が付いたメンバーもいる、との噂もあります。
第6回より各所で演奏させていただいておりますが、これぞすみジャズの醍醐味だということが演奏を初めて10秒後に実感したのが初回のこと。ライブが始まる5分前から醍醐味をかみしめていたのが第7回、出発する前から大いに盛り上がってしまったのが第8回、前日から大コーフンで眠れなかったのが第9回、「すみだ」という言葉を見ただけでパブロフの犬のように「ジャズ」と言ってしまうようになったのが第10回のことでございました。そして襲来してしまったコロナ禍。なかなか経験できないシチュエーション、お客様の熱気と温かい声援、あの夢のようなひと時をまた楽しみたいという一心で、この45カ月もの間、ただただひたすらに浮世の義理を果たしてきたといっても過言ではありません。
ようやくフェスがおおっぴらに復活した今年、我々も錦糸町でお客様と一緒に楽しい一時を過ごしたいと考えております。目標は小学生が追いかけてくるような楽しいステージ。とまあ、そんなわけで今年も錦糸町での愉快なフェスに相応しい音楽を奏でたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
Member
ケンドリックス:ヴォーカル
スワンピー:ヴォーカル、トランペット
ミスターP・ザ・シェフ:パーカッション、ヴォーカル、MC
ドクトル・サンディー:キーボード、ラップ、ヴォーカル
プリーチャー:ギター
マシーノ:トロンボーン
オマー・ド・アズール:フルート、テナーサックス
マッドヴァイブ・マディー:ドラム
マゴノシーン:ベース、ヴォーカル
Stage
- No.14 RONDO広場(赤いオブジェ) アルカセントラル2F 14日(土) 15:00 - 15:40